最強の日本語入力環境を訪ねて三千里

下駄配列を実現するソフトを、とうとう作ってしまった。
従来の日本語入力環境の余りの不甲斐なさに、ついカッとなってしまったというわけだ。


取り敢えず、清音シフトと濁音シフトまで。
拡張性だけは確保してあるから、後々困ることはあるまい。
まだ下駄配列に全然慣れてないから何ともいえない部分もあるけれど、
繭姫(姫踊子草)に比べても違和感はない。


ただ、AHKIMEを弄ってるから、モードの切り替えとか、ちょっと不安定。
どこまで安定化できるかな。


今もそのソフトで記しているわけなんだけど、慣れていないこともあって
遅い、超遅い。
でも慣れれば効率良さそう。
思考の速度にタイピングが追いつくというのも夢ではなさそうだ。



そもそも何故親指シフトではなく下駄配列を選んだのかと言えば
拡張性が高いからだ。
今もアルファベットキーとスペースキーだけで殆ど打てている。


それにしてもここまでの道のりは長かった。
winAPIとかVisualCとか、いろいろ試した。
結局、採用したのはAHK
自由度がメチャメチャ高い割に、超手軽にいろいろ作れてしまうから。



下駄配列の(唯一?)最大の欠点は、マイナー過ぎて
将来どうなるか分からないことだろう。


でもAHKなら世界中に利用者がいるし
Vistaの動向に見られるように、OSは、枯れた存在と
なりつつある。
特に、文章作成に関しては今の環境と仮に心中することになっても
それほど苦労はないだろう。


これから数十年。
もうこれほどのプログラミングをすることはないだろうけど
今回の投資を回収する時間は十分にある。